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沖縄県内の軍用地


県内の主な軍用地分布図

軍用地分布図

  1. 奥間レスト・センター(おくまレストセンター)

    沖縄県国頭郡国頭村にある位置する在日米空軍管理施設。
    軍の福利厚生施設であるため、陸・海・空・海兵の別を問わず、軍人の家族や軍属の利用も可能です。
    国頭村(字辺土名、字奥間、字桃原、字鏡池)
  2. 伊江島補助飛行場
    伊江島の3分の1を占める伊江島補助飛行場では、ハリアー機発着訓練やパラシュート降下訓練等が実施されています。
    伊江村(字西江上、字西江前、、字東江上、字東江前、字川平)
  3. キャンプ・シュワブ(Camp Schwab)
    沖縄県名護市と国頭郡宜野座村にまたがる在日米軍海兵隊の基地。そのほとんどは名護市国道329号より西側の内陸部に位置するシュワブ訓練地区と東側海岸部とのキャンプ地区に分かれており、辺野古弾薬庫が隣接しています。同施設では、実弾射撃訓練や水陸両用訓練が実施。平成8年12月のSACOの最終報告により、キャンプ・シュワブ水域に普天間飛行場の返還に伴う代替海上施設の移設先に決定されています。
    名護市(字豊原、字辺野古、字久志、字許田、字数久田、字世冨慶)
    宜野座村(字松田)
  4. キャンプ・ハンセン
    県内最大規模の実弾射撃演習が実施されています。金武町の中心地域には兵舎、医療施設、銀行、娯楽施設等が完備されています。
    名護市(字久志、字喜瀬、字幸喜、字許田)
    宜野座村(字松田、字宜野座、字惣慶、字漢那)
    恩納村(字恩納、字喜瀬武原、字安富祖、字大田、字瀬良垣、字南恩納)
    金武町(字金武、字伊芸、字屋嘉)
  5. 嘉手納弾薬庫地区(かでなだんやくこちく、Kadena Ammunition Storage Area)
    沖縄中部にある在日米軍の基地です。沖縄県読谷村、沖縄市、嘉手納町、恩納村、うるま市にまたがっています。敷地内には、弾薬庫と支援施設があります。太平洋方面に展開するアメリカ軍が使用する弾薬の貯蔵と整備を行っています。北部訓練場、キャンプ・ハンセンに次ぐ広大な面積を有する嘉手納弾薬庫地区は、嘉手納飛行場に隣接する広大な森林地帯に位置し、リュウキュウマツやスダジイの群落を含む山林が広がっています。
    恩納村(字真栄田、字山田、字塩屋、字宇加地)石川市(字山城、字楚南)
    具志川市(字栄野比)読谷村(字喜名、字座喜味、字長浜、字長田)
    嘉手納町(字久得)沖縄市(字白川、字御殿敷、字倉敷、字知花)
  6. トリイ通信施設=トリイステーション(Torii Station)
    沖縄県読谷村に所在する在日米軍の陸軍基地。
    基地のゲートに鳥居があり、この鳥居が基地の象徴となっています。敷地内にはビーチや広大な畑が広がっています。アメリカ軍の極東地域における軍事情報戦略の要といえる施設。
    また、アメリカ陸軍特殊部隊である、「グリーンベレー」がアメリカ本国以外で唯一、駐留しています。※グリーンベレーは、内戦への介入、破壊工作、特殊潜入及び偵察、テロ及びテロへの対処を任務とする部隊。
  7. キャンプ瑞慶覧(きゃんぷずけらん、Camp Foster、キャンプ・フォスター)

    在日米軍の(キャンプ・コートニーと並ぶ)中枢機能を有している施設。沖縄本島中部の中央に位置し、沖縄市・宜野湾市・北谷町・北中城村にまたがっています。司令部事務所の他、兵舎や住宅、小中高校、消防署、郵便局、銀行、PX(売店)、診療所、娯楽施設、運動施設、教会など、日常生活に必要なものが揃っており、一つの街を形成しています。なお、平成8年12月のSACO最終報告により、キャンプ桑江及びキャンプ瑞慶覧の米軍住宅地区を統合することを条件に返還が示され、日米間で合意されています。
    北谷町(字玉上、字桑江、字大村)、具志川市(字宮里)
    沖縄市(字山里、字南桃原)
    北中城村(字瑞慶覧、字喜舎場、字屋宜原、字島袋、字安谷屋)
    宜野湾市(字普天間、字新城、字伊佐、字喜友名、字安仁屋)
  8. 牧港補給地区(まきみなとほきゅうちく、Camp Kinser、キャンプ・キンザー)
    沖縄県浦添市の西部(沖縄本島中南部の西海岸)に立地するアメリカ海兵隊の兵站施設です。浦添市西部~浦添市北部、国道58号~西海岸にかけて、浦添市面積の約14%を占めています。戦後から沖縄の本土復帰前(沖縄返還前)にかけて、米陸軍の極東随一の総合補給基地として軍需物資の貯蔵や補給、修理などのための巨大な倉庫群・兵舎が建設されました。

    浦添市の市街地と西海岸開発計画地域の間に位置する為、都市計画にも多くの影響を与えています。

    浦添市市役所ホームページ
  9. 那覇港湾施設

    県都那覇市に位置する那覇港湾施設は、那覇港の一部を成し、那覇空港にも近いことから、産業振興の適地として極めて開発効果の高い地域です。また、ホワイト・ビーチ地区に次ぐ大きな軍港です。同施設は、昭和49年1月の第15回日米安全保障協議委員会で、移設条件付きの全部返還が合意されましたが、合意から25年以上経過した現在でも返還は実現していません。なお、移設先として、浦添市が平成13年11月に受け入れを表明したことにより、現在、移設作業が進められているところです。
  10. 那覇空港用地

    那覇基地は、昭和8年沖縄県で最初の空港として小禄海軍飛行場として完成しました(幅200m、長さ700m)。後に、民間飛行機の初飛行(日本航空輸送:福岡~那覇~台湾)「那覇飛行場」と改名され、管轄も逓信省に移行されました。しかし太平洋戦争の勃発により、昭和17年管轄が逓信省から再び海軍省に移り、終戦に伴い、米陸、海軍が駐留し、米軍の那覇基地となりました。その後、昭和47年4月、沖縄県の本土復帰に伴い、航空自衛隊那覇基地が新設。なお、現在の那覇空港の管理については、運輸省(現在の国土交通省)の管理となります。
  11. 陸上自衛隊那覇基地
  12. 航空自衛隊那覇基地
    那覇基地は、那覇市の中心から南西約6㎞に位置し、南西防衛区域における唯一の航空基地として
    重要な役割を果たしています。航空自衛隊のほか、陸上自衛隊及び海上自衛隊が混在する特色のある基地です。また、飛行場地区は、国土交通省が管理する官民共用空港となっています。
  13. 普天間飛行場
    在日米軍基地でも岩国飛行場と並ぶ海兵隊の航空基地となっています。同飛行場には、滑走路、格納庫、通信施設、整備・修理施設、倉庫があるほか、福利厚生施設等の設備があり、航空基地として総合的に整備されています。宜野湾市の中央部に位置する普天間飛行場は、ヘリコプター部隊を中心とした航空機が配備され、在日米軍基地でも岩国飛行場(山口県)と並ぶ有数の海兵隊航空基地となっています。
    宜野湾市(字宜野湾、字野嵩、字喜友名、字新城、字伊佐、字大山、字真志喜、字大謝名、字佐真下、字神山、字赤道、字中原、字上原)
  14. 嘉手納飛行場(正式名称は、嘉手納空軍基地(かでなくうぐんきち、Kadena Air Base)
    沖縄県中頭郡嘉手納町、沖縄市、中頭郡北谷町にまたがる在日米軍の空軍基地。極東で最大かつ最も活発な米空軍基地です。西側は国道58号をはさんで海に面し、反対の東側(沖縄市)には沖縄自動車道が走っています。南側は県道23号(通称「国体道路」)沿いに北谷町の民間地域が広がっており北は嘉手納町を県道74号が走っています。県道74号の周辺は民間地域でありますが、そのさらに北側は嘉手納弾薬庫となっています。 東京の品川区にほぼ匹敵する面積を、沖縄本島中部に占めています。 防空、反撃、空輸、支援、偵察、機体整備等の総合的な役割を担っています。その他、居住地区には、学校、図書館、野球場、ゴルフ場、映画館、スーパーマーケット等、多種の米軍向け支援施設があります。また、国道58号西側の嘉手納マリーナ地区は、米軍人等の福利厚生施設となっています。
    嘉手納町(字水釜、字兼久、字嘉手納、字屋良、字野国、字国直、字東、字野里)、沖縄市(字諸見里、字山内、字森根、字白川、字御殿敷、字宇久田、字大工廻、字嘉良川、字上地)
    北谷町(字伊平、字浜川、字上勢頭、字下勢頭、字砂辺)
    那覇市(字宮城)
  15. ホワイトビーチ
    勝連半島の先端部に位置し、燃料及び物資の補給や軍需物資の積み降ろし港として使用されています。また、この施設は、原子力軍艦が休養、補給及び維持等を行う寄港地となっています。
    勝連町(字平敷屋)与那城町(字饒辺)
  16. キャンプシールズ
    沖縄市の北西部に位置し、各種修理工場や物資集積所、兵舎、住宅、福利厚生施設等が整備されています。写真後方に見えるのは、嘉手納弾薬庫地区と嘉手納飛行場です。
    沖縄市(字知花、字登川)
  17. キャンプマクトリアス
    キャンプ・マクトリアスは、具志川市の中心部にある安慶名区の西側にあり、主に家族住宅や小学校、スポーツ施設等が整備されています。
    具志川市(字川崎、字西原)
  18. キャンプコートニー
    金武湾に面する具志川市天願の北側に位置し、在日米海兵隊司令部をはじめ、第3海兵遠征軍、第3海兵師団の司令部が置かれており、日本に駐留する米海兵隊の中枢機能を有しています。主として宿舎、事務所として使用されています。施設内には、劇場、郵便局、銀行、医療機関や図書館、体育館、野球場等のレクレーション施設、教会等が完備されています。
    具志川市(字昆布、字天願、字宇堅)
  19. 辺野古弾薬庫(へのこだんやくこ)
    沖縄県名護市、国道329号の東側海岸部にある在日米軍海兵隊の基地。海兵隊の弾薬庫として使用されています。
    名護市(字二見、字辺野古)