04、契約・引渡し準備
購入希望者から「購入申込書」を受領し、価格や引渡し等の条件について調整を行います。
売主様、買主様が合意に至ったら、売買契約を交わします。
契約・引渡準備
- 「不動産売買契約書」にて契約の詳細を取り決めます。
- 売買契約にあたって、売主様は物件の状況を報告します。雨漏りがあるかないか、近隣に嫌悪施設がないかなど、細かい状況についても報告が必要です。
- 物件に付帯するキッチンや給湯器、エアコン等の設備備品について、不具合や故障の有無などを報告します。
- 不動産売買契約を締結した後は、契約書の条項に基づいて権利や義務を履行することになります。引渡し時には、契約時と同じ状態で引渡すことが条件となります。
- 契約内容に違反すると違約金の支払いが必要になる場合もありますので、トラブルにならないよう現状を正確に報告し、不明な点は担当に確認を取りましょう。
契約時にご準備いただくもの
- 権利証
- 仲介手数料の半金(別途消費税及び地方消費税が必要です)
- 実印
- 契約印紙代
- 本人確認ができる書類(運転免許書、パスポート、健康保険証等)
引渡しは契約時に約束した状態で行なわなければなりませんので、引越し後の状況を確認しておきましょう。
スケジュールの確認
注意したいのは引渡しと引越しのスケジュールです。
買いかえの場合、先に新居に引越してから引渡しを行う方がスムーズです。
とはいえ、売却代金を受け取ってから、新しい家の資金にしなければならない場合もあるはず。
その場合は、短期間の「つなぎ融資」を受けて支払いをしたり、一時的に仮住まいする方法があります。
ただし、余分な費用が発生しますので、売却代金受取り後、引越しまでの数日間、買主様に引渡しを待ってもらうよう取り決めする場合などもあります。
よりスムーズにすすめる方法について、事前に担当に相談しておきましょう。
間近になって慌てないよう、あらかじめしっかり準備を整えましょう。